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友達の母- 文恵

1.日常の風景

「行ってきます」
朝食もそこそこに、美佳は鞄を手に取り小走りで玄関に向かった。
「あれ、今日も一人?悠人君と一緒じゃないの?」
文恵はエプロンで手を拭きながら、靴を履く美佳の後ろから声を掛けた。
「知らない、、、じゃあ、行ってきます!」
一瞬睨み付けるような目を文恵に向け、美佳は玄関から飛び出していった。
「ふぅ、、、」
文恵は玄関のカギを締め、溜息を吐いていた。

 この家には美佳を妊娠した際に、少しでも環境の良い所で育てようと一夫と話し引っ越してきた。
都心部からは離れたが、緑や公園が多く子育てには良い環境と思えた。
建て売りの分譲住宅は瞬く間に売れ、隣の高橋家が引っ越してきたのも同時期だった。
お互い妊娠中であったため、直ぐに家族同士の付き合いが始まった。
娘の美佳と、高橋家の悠人とは幼稚園、小学校、中学校と常に一緒だった。
明るくハッキリとした美佳と対照的に、悠人は勉強は出来たが大人しく、悠人が喧嘩して泣かされた時は仕返しとばかりに美佳が喧嘩相手を泣かすこともしばしばあった。
仲の良かった二人がよそよそしく成り始めたのが、中学校に上がって少し経ってからのことだった。
美佳の食欲が減り、笑顔が消え、イライラを文恵にぶつけるようになった。
「年頃かな、、、」
美佳の食べ残した朝食を片付けながら、文恵は呟いた。
「さぁて、今晩何しようかな、、、」
文恵は朝のワイドショーを横目に、洗濯機に向かった。
洗濯、掃除、朝食の片付けが終わる頃には、テレビから「いいとも~!」と叫ぶ声が聞こえた。

「ただいま~」
夕食の支度をしている文恵に顔を出し、美佳が自分の部屋に上がって行く。
「お帰り、学校からの手紙は?」
「、、、、」
文恵の声は美佳に届かなかったらしく、返事は帰って来なかった。
「もぅ、、、」
諦めたように溜息を吐き、野菜を刻む手を動かし始めた時だった。
ピンポーン!
チャイムが鳴り、文恵は手にした包丁を置き玄関に向かった。
「は~い、何方ですか?」
数秒の間が空き、悠人の声が聞こえた。
「あっ、、高橋です、、、美佳さんいますか?」
「悠人君?ちょっと待って、今開けるから」
文恵は下駄箱に手を掛け、体を伸ばしながら玄関のドアを開けた。
玄関から覗いた悠人の顔が目の前に現れる。
「いらっしゃい、どうしたの?」
驚いた顔で直ぐに俯いた悠人に笑いかける。
「あ、、美佳さんいますか?」
「ちょっと待って、、美佳!お客さんよ!さっ、入って」
「はい、、」
文恵が体を直すのを見届け、悠人が玄関に入ってくる。
「だれ、、?」
階段の上から、気怠そうな美佳の声が聞こえる。
「悠人君よ、ほら上がって」
「えっ、何で?どうしたの?」
うわずった美佳の声が響き、ドタドタと階段を降りてくる。
戸惑いながらも、嬉しそうに笑う美佳が隣りに立った。
「あっ、いや、数学解らないって言ってたから、、、宿題一緒にと思って、、、」
「ホント!?どうしようかと思ってたの。入って入って!」
恥ずかしそうに俯く悠人に、美佳は嬉しそうに手招きした。
「良かったわね、美佳。さっ、悠人君も上がって」
文恵もニコニコと笑い、悠人を招き入れた。
「お邪魔します」
文恵の顔をチラッと一瞥し俯く悠人を、美佳は見逃さなかった。
「ママ後で紅茶ね!」
美佳は語気を強めて、文恵を一瞬睨み悠人の手を取り二階に上がっていった。
「はいはい、あまり遅くならないようにね」
文恵は頬を緩めながら、キッチンに向かった。

2.暗闇の中の視線

「今日久しぶりに悠人君が来て、美佳に数学の宿題教えてくれたのよ」
文恵は晩酌のビールを飲む一夫に、ニコニコと話しかけた。
「そうか、悠人君も大きくなったんだろうな」
「ええ、背なんて私より大きいのよ」
「もう中学生だもんな~早いモンだな」
「でも、性格は変わって無くて、大人しくて良い子よ」
「性格はなかなかな。美佳と反対だったら良かったのに」
一夫は笑いながらビールを飲み干し、椅子から立ち上がった。
「先風呂入ってくるな」
「えぇ、じゃあ、片付けちゃうわよ」
文恵も立ち上がり、テーブルの上の食器をカチャカチャと片付け始めた。 
食器を洗い終えエプロンを首から抜こうとした時、バスタオル姿の一夫がキッチンに顔を出した。
「上がったぞ~」
「あ、はぁ~い。私もちょうど終わったから入ってくるわね」
文恵は冷蔵庫から取り出したビールとコップをテーブルの上に置き、浴室へ向かった。
脱いだ服をかごに入れ、浴室のドアを開ける。
立ちこめた湯気が柔らかく全身を包み込み、石鹸の匂いが鼻をくすぐる。
恵子はサッとシャワーで体を流し、湯船に身を沈めた。
「あぁぁぁ、、、、」
溜息が自然と口からこぼれ、温かなお湯の感触を目を瞑り楽しむ。
うっすらと汗をかき、白い肌がほのかに赤く染まるまでゆっくりとお湯に浸かる。
恵子にとって最もリラックスできる時間だった。

 それは偶然だった。
勉強の気晴らしに窓を開け、空を眺めて居たときだった。
カラカラと窓を開ける音の方に何気なく視線を向けた。
小さな窓から湯気が立ち上がり、赤く火照った妖しい体が一瞬目に入り悠人の体は硬直した。
直ぐに窓から離れた白い体が悠人の脳に焼き付いた。
  ”美佳・・・?”
いつも一緒に居た美佳の裸を想像し、その夜は激しくオナニーをした。
それからというもの悠人は照明を消し、息を潜めて隣家の風呂場を覗くのが日課になっていた。
お風呂上がりに決まって窓を開けるのが、文恵だと気付いたのは暫くたってだった。
いつの間にか文恵がオナニーの対象になり、美佳に対して引け目を感じるようになった。
美佳の機嫌が悪くなり始めたのもその頃からだった。
「、、、、、、!」
照明を消した暗い部屋の中で悠人はカーテンから目だけを覗かせ階下を見つめていた。
柔らかな光りを零す小さな窓は、磨りガラスと湯気で濡れ中は見通せない。
ふらっと人影がよぎり、悠人は目を凝らし窓を見つめた。
カラカラ
何時もの窓の開く音と共に、白い手が降ろされる。
白い乳房と茶色い乳首が立ち上がる湯気越しに見え隠れする。
「ふぅ、、、」
冷たい外気に顔を当てた文恵が溜息と共に去っていった。
「、、、、、」
ジャージから張り裂けんばかりに大きくなったペニスを悠人は取り出し握りしめた。
湯気の中から立ち上る石鹸の匂いを胸一杯に吸い込む。
悠人は目を瞑り、夕方玄関のドアを開けた時にTシャツの胸元から覗いたブラと、今脳裏に焼き付けた胸を重ね合わせた。
「、、、、、っ!!」
白濁した青い性が勢い良く放たれ、窓際に飛び散った。
「、、、、、」
オナニーの後に必ず訪れる罪悪感に悠人は落ち込みながらティッシュを手に取った。
ぐったりとベッドに横になった悠人はまだ収まらないペニスを扱き始めた。

「もぅ、何恥ずかしがってるの?小さい頃よく一緒に入れて上げたじゃない」
Tシャツを脱ぎ棄てた文恵は、ジーンズに手を掛ける。
「えっ、、、でも、、、」
「早く、汗臭いわよ、、、」
前屈みになりながらジーンズを脱ぐ文恵の胸の谷間に視線が釘付けになり、異様な状況にペニスがズボンの下で膨張し始めた。
3.淫夢

 制服姿の美香が満面の笑顔を湛え、何かを叫びながら手を振り駆け寄ってくる。
何も言えずに黒いアスファルトの模様を眺め立ち尽くしていた。
握られた手が引かれるまま美香の横顔を見つめながら走りだした。
息が上がり、全身から汗が噴き出しても美香は走り続ける。
「もう少し!もうちょと!」
笑いながら振り向く美香にドキっとしながら、美香の後を追った。
美香が急に立ち止まり振り向きざまに笑みを浮かべ、一軒の見慣れた家に入っていく。
一瞬の躊躇の後、閉じかけたドアを美香の後に続いた。
「いらっしゃい、さぁ上がって」
Tシャツにジーンズ姿の文恵が出迎えてくれた。
「あ、、みかさんは、、、?」
「美香?まだ帰ってきてないわよ。さぁ遠慮なく」
混乱する頭のまま文恵に促され、リビングへ向かった。
「暑いわね、、、すっかり汗かいちゃったね、、、」
「えっ、、、?」
「悠斗君も良く走ったから、汗でびしょびしょね、、、」
「走ったって、、、美香さんは、、、?」
訳が分からず、美香を探して部屋を見渡した。
「もぅ、、、さっきまで私と一緒に走ってたじゃない」
文恵はそう言いながら、汗で張り付くTシャツを脱ぎ始めた。
「あっ、、、あの、、、?」
「ほら、悠斗君も早く脱いじゃいなさい。お風呂に入らないと、、、」
「えっ、、、あっ、、あの、、、」
「もぅ、何恥ずかしがってるの?小さい頃よく一緒に入れて上げたじゃない」
Tシャツを脱ぎ棄てた文恵は、ジーンズに手を掛ける。
「えっ、、、でも、、、」
「早く、汗臭いわよ、、、」
前屈みになりながらジーンズを脱ぐ文恵の胸の谷間に視線が釘付けになり、異様な状況にペニスがズボンの下で膨張し始めた。
「もぅ、しょうがないわね、、昔みたいに脱がせてあげるわ、、」
ブラとショーツ姿の文恵が近づき、制服のボタンを外しはじめた。
「あっ、、あの、、、ちょ、、、」
言葉と裏腹に下半身に血液が送り込まれる。
「はい、、万歳して、、、」
目の前に迫る胸から目をそらし、なすがままにTシャツを脱がされた。
俯いた視線の先には文恵の白いショーツが有った。
「ズボンも脱がないと、お風呂入れないわよ」
制服のベルトに文恵の手が伸びる。
「じ、、自分で出来ます、、!」
恥ずかしさを隠すように、大きな声を上げベルトに手をかける。
パンツを押し上げるペニスを隠すように、文恵に背中を向けズボンを脱いだ。
「よし、じゃあ、お風呂に行こうか」
文恵は子供に話すように言い、スタスタと歩いて行った。
どうしていいか分からず立ち尽くしていると、風呂場の方から声がした。
「早くしなさい、、、何遠慮してるの?」
カラカラと風呂場の戸の開く音が聞こえる。
混乱した頭で脱衣所まで歩き、脱ぎ捨てられた文恵のブラとショーツが目に飛び込んだ。
「あっ、、、、」
無防備に脱ぎ捨てられた下着に、ペニスが大きく波を打つ。
鼓動が速くなり、緊張で汗が噴き出した。
風呂場の戸を一瞥し、体を屈めてショーツに手を伸ばす。
「何やってるの?早くしなさい」
突然風呂場から声が掛かり、伸ばした手を慌てて引っ込めた。
脱いだパンツを丸め、大きくなったペニスを隠し戸を開けた。
「ほら、早く!」
体を泡だらけにした文恵が振り返る。
「、、、っ」
唾を飲み込み風呂場の戸を閉めてから両手で股間を隠した。
「何そんな所で突っ立って、、、あっ、、!」
「あっ、、あの、、、ちがうんです、、、」
文恵の視線が隠した股間に注がれた。
「、、、そうよね、もぅ中学生だもんね」
困惑しながらも笑顔を作り、文恵は手を伸ばし隠していた両手を剥がした。
「ふふふっ、、、大きくなってる」
「、、、、」
「ふぅ~ん、ピンク色、、、可愛い、、」
泡だらけの文恵の手が、ゆっくりとペニスに添えられた。
「あっ、、、っ」
ビクビクと腰が跳ね、今迄に感じた事のない刺激がペニスに与えられた。

4.寝坊

 文恵の胸は軟らかく、マシュマロみたいに手の動きに合わせ形を変えた。
唇はペニスを含み、赤い舌がチロチロと刺激を加えてくる。
夢中で広げた足の奥にはピンク色の割れ目と、大豆程のクリトリスがあった。
むしゃぶりついた秘裂からは透明な液がとめどもなく溢れ出した。
「あぁぁぁぅ、、、早く頂戴、、、」
文恵に導かれるまま、ペニスを突き立て腰を振った。
文恵の白い腕が蛇のように絡まり、全身が快楽に包まれる。
オナニーでは感じた事のない気持ちよさに、腰が熱くなりペニスが跳ね上がった。
「でるっ!」
全身がブルブルと震え、熱い塊がペニスを通過していった。
視界がゆっくりと暗くなり、暑さとけだるさと不快感が広がっていく。
「、、、、えっ、あっ!?」
暗闇に見慣れた風景が浮かび上がり、下腹部にパンツが張り付く。
「、、、、、」
掛け布団を跳ね除け、後ろめたさと共に悠斗は体を起こした。
溜息を漏らしながら机の上のティッシュを手に、不快なパンツを脱ぎ棄てた。
パンツを汚したペニスに苛立ちを覚えながらも、夢精するほどの夢に充足感もあった。
悠斗は新しいパンツに履き代え、ベッドに潜り込んだ。

「悠斗!何時まで寝てるの!遅刻するわよ!!」
「、、、、」
「何時だと思ってるの!早く起きなさい!」
ドアをたたく音と共に、雅美の声が高橋家に響いた。
「あっ、、あぁぁ!!今起きる!!」
悠斗は慌ててベッドから飛び起き、寝ぼけた足取りで制服に手を伸ばした。
「早くしなさい!」
「わかった、、、もう起きたよ!」
汚れたパンツをベッドに隠し、カバンを持って洗面所に向かった。
急いで歯を顔を洗い、玄関を飛び出した。
「行ってきます、、、えっ!?」
「遅い!何やってるの遅刻しちゃうわよ!」
悠斗の家の前で美香が腕を組み、頬を膨らませている。
「み、、、どうして、、、??」
「良いから、早く!」
「あっ、、うん、、、」
早足で歩く美香の横に並び、悠斗は美香の顔を見た。
「どうしたの?」
「ん?理由がないと一緒に行けないの?」
「そうじゃないけど、、、」
「それより、悠斗こそどうしたのよ?寝坊?」
美香の問いかけに、一瞬頭が白くなった。
「、、、ん、ちょっと遅かったから、、、」
「遅くまで勉強しすぎると、体に悪いわよ、、、あっ、ほら、走らないと間に合わないじゃない!」
言うより早く美香は駆け出していた。
「ちょっ、、、」
一瞬遅れて悠斗は駆け出し、昨夜の夢を思い出していた。
「そこの二人!早く走れ!!」
ようやくたどり着いた校門の前でジャージ姿で仁王立ちする体育の教師が大声を張り上げた。
「お早うございます!」
美香に続き悠斗も頭を下げ、誰もいない玄関に飛び込んだ。
「まったく、、、朝から、、走ると思わなかった、、、」
息を切らせた美香が上靴に履き替え、下駄箱を閉めた。
「、、、、、」
黙ったまま靴を履き換えない、悠斗に怪訝そうな目を向けた。
「何やってるの?早くしないと、、、」
「おっ、、、俺と付き合ってくれないか?」
悠斗の眼が美香の眼を捉え、小さくもはっきりとした声で言った。
「なっ、、、、???」
「美香、付き合ってくれないか?」
先程より大きな声が、玄関に響き渡る。
「ちょっ、馬鹿じゃない、、、なに、そんなこと急に、、、」
顔を赤くした美香が、廊下を教室に向かって駆け出していった。
「、、、、」
悠斗は後ろめたさに溜息を吐き、靴を履き替え一人教室に向かった。
予鈴が鳴る誰もいない廊下の角を曲がると、美香が壁に背を当て立っている。
「ばか、あんなこと急に、、、悠斗の相手は、、昔から私くらいしか出来ないじゃない、、」
「えっ、、、?」
「ばか!何度も言わせないで、、、」
真っ赤な顔を俯かせ教室に向かう美香の後を悠斗は追った。
「おはようございます、、、」
ホームルームが始まっていた教室の視線が一気に二人に降り注いだ。
「なんだ~?二人して遅刻か!?」
担任が声をあげると同時に、教室中が冷やかしの声で沸きたった。
「し~ず~かに!!二人とも早く着席しろ!」
悠斗と美香は俯きながら自分の席に着き、カバンを置いた。

美香は嬉しそうにテーブルに肘を付き、悠斗の顔を覗き込む。
「ねぇ、悠斗ってそんなに勉強ばっかりして楽しいの?」
「楽しいわけじゃ、、、」
悠斗は美香の視線から目を逸らし、解きかけのノートを見つめた。
「ねぇ、キスしようか?」
「、、、えっ!?」
目を大きく見開いた悠斗に美香は照れ臭そうに小さな声で続ける。
5.交際

「ママ、悠斗が来るから紅茶とコーヒーよろしく!」
美香が帰ってくるなり玄関で大声をあげ、二階へ駆け昇っていく。
「何時くらいに来るの?」
文恵の問い掛けはドアのしまる音とドタバタと響く足音でかき消される。
「もぅ、、、」
文恵は苦笑いと共に溜息を吐き、洗濯を取り込む手を止めた。
  ”美香ったら・・・”
ここ最近の美香の浮かれた調子に、若い頃の甘酸っぱさを思い出しながらお茶の準備を始めた。
火に掛けたやかんがピィーとなるのと同時に、玄関のチャイムが鳴り響く。
「はぁ~い」
文恵の声と同時に階段を駆け降りる音が響く。
「今開けるから!ちょっと待って!!」
美香が浮かれた声を発しながら、文恵の目の前を横切った。
「どうぞ!ほら早く!」
美香が満面の笑みを浮かべ、悠斗を招き入れる。
「悠斗君、いらっしゃい」
文恵の微笑みに、悠斗ははにかみながら頭を下げた。
「お邪魔します、、、」
「美香?今日も宿題?」
「何だって良いでしょ、、さっ、悠斗早く!」
「あっ、、、うん、、、」
「ママ、お茶よろしくね!」
「はいはい、、」
バタバタと駆け上がっていく二人を見送り、文恵はキッチンに戻った。

「あ~っもぅ解んない!」
美香はシャープペンシルをテーブルに放り出し、大きく伸びをした。
「大体、aとかbとかXとかYとか、、、何なの?!」
「aとbは係数で、、、」
「だから、それがどうしたっていうの?」
「どうしたって、、、」
美香は嬉しそうにテーブルに肘を付き、悠斗の顔を覗き込む。
「ねぇ、悠斗ってそんなに勉強ばっかりして楽しいの?」
「楽しいわけじゃ、、、」
悠斗は美香の視線から目を逸らし、解きかけのノートを見つめた。
「ねぇ、キスしようか?」
「、、、えっ!?」
目を大きく見開いた悠斗に美香は照れ臭そうに小さな声で続ける。
「もう、皆してるって、、、」
「あっ、、でも、、、」
「、、、、、」
美香は無言で目を瞑り、悠斗に向って唇を差し出した。
「えっ、、あ、、、」
「、、、もぅ、、早く、、、」
「あっ、、、うん、、、」
どうしていいか分からずに悠斗は目を瞑る美香の唇に、自分の唇を押し付けた。
「んっ、、、」
美香の口から吐息が漏れる。
「ふふふっ、、、」
美香の微笑みに悠斗は慌てて唇を離す。
「えっ、、、?」
「ううん、、」
美香は顔を赤くしながら首を横に振る。
「どうしたの、、?」
「ん、、ファーストキスだなって、あと、悠斗の鼻息が、、、」
美香は嬉しそうに俯き、上目遣いに悠斗の顔を伺った。
「だって、、、」
鼻息と言われ急に恥ずかしくなり悠斗は顔を赤くして俯いた。
「あっ、、そういう意味じゃなくて、、嬉しくて、、、」
「うん、、」
「ねぇ、悠斗。もう一度、、、しよ、、?」
「うん、、、」
ゆっくりと重ねた二度目のキス。
緊張で感じなかった美香の唇の柔らかさと、ほのかに甘い香りに悠斗は興奮した。
「んんっ、、、、」
美香の唇を唇で噛むと、美香が甘い吐息を洩らす。
トントン
「お茶ですよ~」
ノックと同時にドアが開き、二人は慌ててテーブルに向った。
「ママ何!?」
赤い顔で美香が振り向き、悠斗は俯いた。
「何って、紅茶とコーヒーよ。持ってきてって言ったじゃない」
「あっ、、そっか、、、ありがとう、、、」
「あっ、すいません、、、」
俯いたまま返事をする二人に、文恵は無言でお茶を置いた。
「あまり遅くならないようにね、、、」
二人の雰囲気に釘をさすように言い放ち、文恵はドアを閉めた。

 その日以降、夢の中の文恵は軟らかさく濡れた唇で責め立て、悠斗は夜中に汚れたパンツを持ち洗濯機に向かうようになった。

6.装った偶然

 悠斗は震える手でチャイムを押した。
「はぁ~い、どなたですか?」
文恵の明るい声が聞こえる。
「あっ、、あの、、、悠斗です、、、」
「あれ?悠斗君?」
ガチャガチャと鍵を外す音がし、ゆっくりとドアが開いた。
「あの、、、美香さん、、居ますか?」
「え?友達と用事があるって、、、出かけたわよ」
「あっ、、宿題が、、、」
「そうなの?あの子ったら、、、遅くはならないと思うけど、、入って待ってる?」
「良いんですか、、?」
「まぁ、そのうち帰ってくると思うから。どうぞ、、、」
文恵はにっこりと笑って悠斗を招き入れた。
「お茶でも入れるから、帰ってくるまでリビングで待っててね」
「はい、お邪魔します、、、」
悠斗は俯いたまま頭を下げ、文恵の後をリビングへ向かった。
「そこに座って待っててね」
文恵はソファーを指差しキッチンへ向かった。
文恵の後姿をすがるように見つめ、悠斗はソファーに腰を下ろした。
奇麗に片付いた部屋の一角に干してある洗濯物に視線が釘付けになった。
美香のものと思われる小さなショーツに交じり、少し大きめの飾り気のないショーツ。
文恵がまだ戻ってこないことを確認し、悠斗は静かにソファーを立ち上がる。
「、、、、、」
そっと手を伸ばし、ショーツの内側を覗く。
2重になったクロッチは黄色い染みが付着している。
ショーツから微かに洗剤の香りがした。
悠斗は唾を飲み込み、手に力を入れた時だった。
カチャカチャとカップの鳴る音がキッチンから聞こえた。
悠斗は慌ててショーツから手を離し、ソファーに戻った。
「おまたせ~コーヒーで良かったかしら?」
「、、、、、あっ、はい、、、」
俯きながら返事をする悠斗の前にカップが置かれ、文恵が対面するように床に座った。
「どうぞ」
文恵は微笑みながら自分のコーヒーに口をつけ、悠斗の顔を覗き込んだ。
「ねぇ悠斗君?」
「あっはい、、、!」
悠斗の声は裏返り、ショーツを手にしていた事を咎められると身を固くした。
「ふふっ、、ねぇ、最近ずい分と美香と仲良いみたいだけど、、、」
「あっ、、、はぃ、、、」
文恵の話題が美香との事と分かり、小さく息を漏らした。
「あの子と付き合ってるの?」
「あっ、、、はぃ、、、」
「そうなんだ!良かった悠斗君で。あの子我儘だから大変でしょ?」
文恵は嬉しそうに微笑み、言葉を続けた。
「悠斗君は勉強できるから、、、これからも宿題教えてあげてね」
「うん、、、」
テーブルに肘を付き嬉しそうに笑う文恵に、悠斗は顔を赤くし俯いた。
他愛のない会話と、コーヒーをお代わりし文恵は呟いた。
「もう、いつ帰ってくるのかしら」
時計は夕方の5時を過ぎ、窓から赤い夕陽が差し込んでいる。
「あっ、、あの、、、トイレ借りてもいいですか?」
悠斗はもじもじとしながら、ソファーを立った。
「ええ、場所わかるわよね?」
「はい、、、」
小さい頃に何度も遊びに来ていて、トイレの場所は解っていた。
悠斗はリビングに文恵を残し、トイレに向かった。
「、、、あっ」
トイレの向かいにある脱衣所のドアが僅かに開いている。
リビングを振り返ると文恵からは死角になっていた。
胸が激しく鼓動し、手の平が汗で濡れる。
悠斗は足音を忍ばせ、脱衣所のドアを開け素早く辺りを見渡した。
洗濯かごに無造作に置かれた青色のショーツに悠斗の視線が止まった。
「、、、、、、」
無意識にショーツをズボンのポケットにねじ込み、悠斗は脱衣所を後にした。
「あっ、、あの、、、遅くなりそうなんで帰ります!」
リビングの文恵に声を掛け、悠斗は逃げるように玄関に向かった。



泥酔 | 【2024-04-18(Thu) 07:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

「痴行媾悦・‥花火・・」

『旅情:花火・』
 (・より 承前)気が付くと 私のペニスが萎縮し、抜け掛かったので  女房がティッシュを当てて始末して呉れています。「風呂へ 行こうか?…」「ウン…」で 女房の案内で共同大浴場へ行きます。
 冬でも海岸気分で遊べる波の出る温泉プールの脇を通り 十数種類ある温泉フロアへ行きます。ここは2階に亘っていて 時間で男湯と女湯が切り替わるのだそうです。およその時間を申し合わせて 風呂から上がると食堂で夕食です。特注の料理にビールを頼み 女房と乾杯して顔を見合すと、「これが さっきあんなに乱れた女房か…」と思うほど サッパリした顔をしています。「何を 考えてるの?…」「いいや… さっきのこと…」「バカネェ…」「あんまり 知らん顔してるから…」 そんな会話も二人だけのことです。ウエイトレスに聞くと 花火は夜9時前から30分くらい、洞爺湖の東岸を 南から北へ船で移動しながら打ち上げるのだそうです。「花火を見るには 少し寒いわネェ…」「いや そう思ってさ…、部屋で花火を見れるように 最上階の部屋にしたんだよ」「そうなの…」「ユックリ食事を済ませて 暖房の利いた部屋で花火を見るのも珍しくて良いだろう…」。

 部屋に戻ると 時間は8時を回ったばかりで、花火には まだ少し間があります。湯上りにお酒が入って 暖房の利いた部屋に鍵を掛けて二人きりになれば、ほかにヤルことは無いので 二人はベッドで絡み合います。灯りはベッドのスタンドだけにし 始めは浴衣のまま抱き合って太腿のスリスリをしながら唇を合わせます。私が女房の乳房を揉めば 女房は私のペニスを揉んでくれます。ヌルが先走って来ると 着ているものがもどかしく、お互いにマル裸になり 私は女房の乳房を口に含んで乳首を舌先で転がします。乳首が固く立ってきた頃 手をオマメから陰部にやると、もうそのあたりは ヌルヌルです。「ネェ… 拭いてあげるから、良く 見せて…」と云うと 今日は珍しく「アタシだけじゃ イや…」と云います。「どうするの?…」「アタシも 見るの…」‥、(あれまぁ… ・69・?)取り敢えず ティッシュの函を中に置いて、お互いに右手が利くように左を下側に 頭を逆にして横になり、それぞれ上側の足を 少しくつろげるようにします。

 しみじみ見ると 女性の陰部は何ともソソられてムズムズして来ます。普段の顔や仕草からは 想像も出来ない陰部は、薄い陰毛から撫で下ろし 少し剥くようにするとピンク色が覗くオマメ、ボッテリした大陰唇の土手も魅力的ですが その内側にビラビラと(ペニスを入れたときに 纏わり付く)黒く小陰唇、そしてこれも指で拡げると ピンクの襞が覗くヌルヌルの粘液で潤ったヴァギナ、やや黒ずんだ会陰部から 引き締まった菊花状の肛門…、堪らなくなり 思わず小陰唇にかぶりつき舌を尖らせを入れると、女房は「ウッ‥」と云い それまで左手でシゴキ右手で撫ぜていたペニスに、口を大きく開いてカブリ付き 口に含んで 舌先でグランス(亀頭)の裏を舐め始めます。これがまたクスグッタイような ウス痒いような良い気持ちで、私もお返しに 今度は舌先をオマメの方に移し、既に膨れてきている ピンクの小さなグランスみたいな形の処を、少し剥くようにして チロチロと舐めて遣ります。女房はとみると 舌先を棹の方からタマの方に移し、タマを柔らかく含んで呉れているのが 温かく良い気持ちで、「あのキレイな顔で あられもなく…」と思うと ゾクゾクしてイキソウになります。

 私の方が先走らないように 一度気を静め、右手の中指をソット逆さにヴァギナに入れ 少し出し入れしてみると、最近触ってみない内に 膣壁の肚側が何やらコンモリ盛り上がって少しザラついて来ています。(そうか 女性のGスポットと云うのはこれか…、使い込んでいると こんなに発達するんだ!)妙なことに感心しながら そこを指の肚で撫でて遣ると、女房は身を悶えて 「ソコを…そのウラのとこを… お願い…、アナタノで… ヤッテ!…」と泣きそうな声で云います。(私のモノを 声に出して欲しがるなんて…)私は嬉しくてカッと頭に血が上り ティッシュでざっと私のペニスを拭き、女房のヴァギナの中の粘液を掻き出して足を絞めさせ、上に跨って右手で首から肩を抱き ペニスをヴァギナの前に当てて挟ませ、左手で乳房を揉み立てながら、グイと押すと ペニスは狙い違わず、ズブリと何とも良い抵抗感で ヴァギナに入り込みます。そこで「一緒にネ…」「ウン…」と声を掛合って 二人で大きく二三度腰を使い始めたとき、「ドーン!…」と 花火が始まりました。(あれまぁ!… 良い処で…)「ヤリながら 見ようか?」「大丈夫? 外から見え無い?」「10階だもの 見えやしないさ…、見えたって… 見たい奴には見せてやろうヨ…」。

 「どうするの?…」「云うようにして…」「ウン…」「足と手で 僕にシッカリしがみ付いてて…」で 女房は私のペニスをアソコに入れたまま私に抱き付き、私はベッドの灯りを消し ティッシュの函を持って窓際のソファへ移動します。窓はカーテンがありますが 総ガラスで、10階ですから 洞爺湖の対岸から望遠鏡ででも使えば別ですが、もう 「見たい奴には 見せてやる!」くらいの気持ちです。ソファは湖に向いているので 私は中頃に胡坐をかくように座り、繋がったまま 女房を対向の座位で私の上に座らせます。お互いに力を抜くと まず胸を擦り合わせ舌を絡めてキスからやり直しです。その内に花火は 漸く左側の視野に入って来ます。乳房を掴み乳首を転がし 互いの舌をしゃぶり合いながら腰を使っていると、こちらの昂まりに合わせるように 花火が総ガラスの視野に入って来ます。赤い大枝垂れが大音響とともに窓一杯に降り注ぎ ときどき青玉の大菊花が部屋を青く染めます。スターマインの先端が下からさまざまの色玉を吹き上げ 湖上には投げ込む水中花火が赤く半球状に開きます。花火に彩られた部屋の中では あまり日に焼けたことの無い二人の白い裸身が、ムクムクとうごめき その花火の色を映して今や最高潮です。

 「少し休んで… 花火を見ようか…」と云って お互い窓の外に眼を遣りながらも、ユルユルと腰を使って 快感を逃がさないようにします。ペニスの先端と子宮の唇との接触を確かめながら、腰を回すようにしながら その感覚が先走らないようにたゆたっているのも、夫婦ならではの 身近な嬉しい熟れ方です。女房もやはりそんな気持ちらしく ウットリと眼を花火に遣りながら無心に腰でカン処を探っています。花火が右隣に移った頃 「イコうか?…」と声を掛け、私が上体を倒し上向きになり 両手で乳房をわし掴みにして揉み立てます。「動いてイイヨ!…」と云うと 騎乗位になった女房は、私の肩に手を突っ張り 猛然と腰を使い始め「アァ!… もう!…」と云うと、眼をつむり天井を仰いで硬直したかと思うと ペニスのグランスに熱い絶頂汁が掛かり、私もムズ痒くなると同時に 精液をヴァギナの天井に吹き上げ、女房は私の上に倒れ伏し 私はそれを固く抱き締めて暫く真っ白になります。

 花火も去り 二人は暗い室内で抱き合っていましたが、我に返ると 今日は刺激が強かったせいか、まだペニスが半勃ちのまま シッカリと女房のアソコに繋がっています。私がペニスをピクンとすると 女房もヴァギナをキュンと絞め付けて応じて呉れます。二人は静かに唇を寄せキスをし 柔らかく長く舌を絡めます。「今日は 良かったネ…」「ウン…」と余韻を確かめるのが しみじみ倖せでした。もう一度風呂に行こうと云うことになり 行ってみると男湯と女湯が交替していて、私の入った方の大風呂は アクリルのドアを押すと、風呂に入ったまま 露天風呂に出られます。湯に浸かったまま露天に出ると 風花(晴れの日にチラつく 小雪)が舞っていました。私は湯船の中で何気無くペニスを弄っていましたが どうやらまた固く勃ってきて良い気持ちになります。私はついグイグイとペニスをシゴキながら ふと、部屋に戻ったらもう一度女房を襲いたいような キリの無い衝動に駆られるのでした。(終わり)(「茫々録・鶏肋抄」より)



泥酔 | 【2024-03-21(Thu) 23:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

田嶋のおばちゃん

『田嶋のおばちゃん』

「木ノ下ァ、きょう田嶋のおばちゃん送って行ってよ」
5時少し前、新沼さんが現場からもどってきた。
「きょうは病院に寄る日なんでね・・」
何かというと内勤で平社員の俺に雑用がまわってくる。
きょうは帰りに飲もうと思ったのに。

田嶋さんというのは会社の古株でボインのおばちゃんです。
うちは建築会社で、入社した時に田嶋さんが算盤や書類の書き方を教えてくれました。
新沼さんとは方向が同じなのでいつもの車で送ってもらっているそうです。
「沼チャンたら車に乗せてもらうとすぐおっぱい触るんだから・・」と苦情を言って喜んでます。
年齢は、60くらいかな?ぜったい本人は言わないけど。

「よかったわぁ、タケオちゃんに送ってもらえて」(※俺、木ノ下タケオといいます)
田嶋さんに腕を引っぱられてガレージへ。
「まず大通りに出たら左に曲って・・」
俺もそうだけど、みんな5時を過ぎると元気になるから不思議だ。
「悪かったわね、沼チャン病院にクスリ貰いに行くんですって」
「どこか悪いんですかね?」
「さぁ?血圧か糖尿でしょ、沼チャンいつもおっぱい触るのよ」
「それはもう聞き飽きました、僕にも触らせてくださいよ」
「タケオちゃんだったらいいわよ、どうぞ」
「どうぞって言われてもねえ」
下らないお喋りをしていたら、あっという間に着いた。

田嶋さんの家は平家の一戸建てでかなり古い。
「タケオちゃん、お茶でも飲んで行きなさいよ」
「そうですかあ」
「いつも煎れて貰ってるからたまにはね、どうぞ上がって」
会社では事務所に田嶋さんと二人の時が多く、いつの間にか俺がコーヒーの係になっていた。
だいたい3時ころになって「コーヒー入れましょうか?」って言うと
「入れてェーン」と変な声で返事が返ってくる。
自分では色気のある女のつもりのようです。全然ないけどね。
色気といえば入社したての頃
田嶋さんの後ろのファスナーが開いてて、スカートがずり落ちたことがあって
えらいお洒落なパンティーからお尻が透けて見えてトラウマになりました。

「タケオちゃん、お茶どうぞ!なにぼんやりしちゃって」
「いや、田嶋さん色っぽいなと思って」
「えー?やだ、からかわないでよ、本当?!」
「正確には色っぽかったな、と思って」
「なんで過去形なのよ」
「入社したての頃だけど、田嶋さんのスカートが・・」
「えー!あれ?あれ言わないでよ、死にそうなくらい恥ずかしかったんだから」
「もう一回見たいですけどね」
「ダメよぜったい!」
「写真撮りましたけどね」
「えーッ!本当?!」
「嘘ですけどね」
「ヤダー、もうッ!」
そう言ってよく叩かれるんです。

「では僕はこれで、失礼します」
「あら、もうこんな時間?!」
「お茶ごちそうさまでした」
「帰っちゃうのー?」
「帰りますよ」
「ご飯食べて行きなさいよ、どうせ外食でしょ?」
「晩ご飯って何ですか?献立」
「タケオちゃんの好きなもの作るからさ、何がいい?」
「何でもいいですよ、美味しければ」
「ああ、帰りに買物してくればよかったなぁ、何でもいい?」
「だから、何でもいいですって」
たしか田嶋さんは料理が苦手だって言ってたのを思い出しました。

しばらくすると餃子の匂いがしてきた。
「餃子ですか?」
「有り合わせで、冷凍だけど、いい?」
「まあ、餃子好きですから」
「よかったぁ」
餃子の匂いを嗅ぎながら部屋を見回したら
この家は独り住まいにしてはでかいような気がした。
「田嶋さん、ここ、独りで住んでるんですか?」
「妹と二人よ、なんで?」
「妹さん、帰り遅いんですか?」
「我々でいう定時にはまず帰ることないわね」
「俺が居てまずくないですか」
「気にしなくていいわよ、帰ってくると自分の部屋行っちゃうから」
妹って何歳くらいなんだろう?田嶋さんの年から考えると妹もいい年じゃないかな?

「ご飯まだ炊けないんだけど、食べてて」
テーブルの上に餃子と小皿とポン酢と箸が並んだ・・だけ。
「餃子だけですか?夕食」
「いまご飯炊いてるから、ビールあるわよ飲む?」
「いや、俺、車ですから」
「そうね、私いただくわ、悪いわね」
「・・・・じつは今日、飲みに行こうと思ってたんです」
「あら、悪かったわね、じゃ飲んだら?」
「いや、車ですから」
「一杯くらいすぐさめるわよ、ほら」
「じゃ一杯だけ」
「あー美味しいッ!タケオちゃんは?」
「美味しいですけど」
「じゃ、ほら、もう一杯どうぞ」
「だから困りますって」
「いいから、泊まってけばいいじゃない」
「ガーン!田嶋さん、酔ってないですか?」
「酔うわけないでしょ、一杯しか飲んでないんだから」
もういいやと思いました。

結局10時ころまで飲んで、泊まっていくことになりました。
「妹さん遅いですね」
「ほんとね、ま、いつものことだけど」
「いいのかな、お邪魔していて」
「いいんだってば、待ってて片付けるから」
田嶋さんが席を立ったので考えたら、この調子だと多分やることになるだろうな・・と。
冷静に考えたらそうなるな、そこに妹が帰って来て・・
「お姉ちゃん!なにやってるの!?その人誰?」って。
俺、どうすりゃいんだよ。

「タケオちゃん!大丈夫?」
「え?あの俺、やっぱり帰ります」
「何言ってんの、さ、私の部屋行きましょう」
部屋に行ったらベッドがひとつ。
「どうぞ、ここに座って、テレビ観る?」
「いやいいです、あの田嶋さん、一緒に寝るんですか?俺たち」
咽がカラカラになって声が掠れてしまった。
「ああ、嫌だったら私下で寝るけど」
「嫌じゃないです、けど一緒に寝たらたぶん・・」
田嶋さん、ここで僅かに沈黙。
「いいのよ、こんなお婆ちゃんでよかったら、好きにして」
「え?田嶋さん・・」
「タケオちゃんのこと前から可愛くて・・」
「ほんとですか?!」
「ほんとよ、目に入れても痛くないくらい」
「でも痛いですよ、他のとこに入れたら」
「どこよ?」
「おまん○に入れたら」
「えーッ?やだ、何言うのよ、でもそんなに大きいの?」
「中くらいですけどね」
「もう、ふざけないでよ」
と言ってまた俺のこと叩く。
「田嶋さんじつは俺・・」
「どうしたの?」
「したくなっちゃった」
酔った勢いで言っちゃったよ。
「えーッ!ほんと!」
「ほんと」
「い、いいわよ、じゃお風呂入る?」
田嶋さんがお風呂を汲みに行ってるあいだにもう一度冷静になろうとした。
でも駄目だった。

「お風呂どうぞ」
「俺ひとりで入るんですか?」
「ひとりで入って」
「一緒に入りたいんですけど」
「やだ、見られちゃうから」
「見たいんですよ」
「こんな身体見られたくないわ」
「だめですか?」
「お願い一人で入って」
仕方なく独りで湯舟に浸かっていると
浴室の電気が消えてドアが音もなく開いた。
田嶋さんが黙って入ってきて俺の膝の上に座った。
ザーッとお湯があふれて
「うれしいッ」という声が小さく聞こえた。

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夢中で書いていたら夜が明けてしまったので、この後のベッドシーンは省略します。

2020/12/24



泥酔 | 【2024-03-21(Thu) 00:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

続・田嶋のおばちゃん

『続・田嶋のおばちゃん』

平社員の俺は現場監督の新沼さんから経理の田嶋さんの送り役を押しつけられました。
田嶋さんは独り暮しのボインなおばちゃんです。
送って行ったらビールを飲まされて、結局泊まることに・・

一緒にお風呂に入るのはどうしても嫌だというので
ひとりで湯舟に浸かっていると、浴室の電気が消えて田嶋さんが入ってきました。
向うを向いたまま俺の膝の上に座ったので
肩にお湯をかけてあげたら「うれしいッ!」なんて言うから
大きなおっぱいを後ろから揉みしだいてしまいました。
「ねえ、田嶋さんこっち向いてよ」
「やだ、恥ずかしい」
「ねえ、頼みますよ」
「狭いから無理だってば」
「おおッ、これこれ」
念願のおっぱいが目の前に、頬ずりして吸っちゃいました。
そんなことしてたら立ってきちゃったんで。
「田嶋さん、入れていいですか?」
「ここで?!」
「入れさせて」
「入る?・・あっ」
「でも狭くてぜんぜん動けないや」
「ベッドに行きましょうよ」
「そうですね」
「ベッドまで抱っこしてェ」

豊満な田嶋さんをお姫さま抱っこでベッドまで運ぶのは無理ですから。
裸のまま部屋へ戻って二人でベッドに入りました。
「そろそろ妹さん帰って来るんじゃないですか」
「あの娘のことは気にしないでいいから、勝手に自分の部屋行くんだから」
「そうですかあ、じゃあ」
「ああ、タケオちゃん・・何か夢みたい」
「まったくね、二人がこんなことになるなんて」
「ひと事みたいに言わないでよ」
そんなこと言いながらいちゃついてたら
立ってきたんで入れちゃおうとしたんですが
「もう入れるの?おっぱい吸ってよ」
「あ、そうだ忘れてた、こうですか?」
「あ、あ、タケオちゃん!」
「いいですか?もう入れても」
「いいわよ、入れてェー、あッ、あッ」
「入りましたよ田嶋さん」
「タケオちゃん、上になって」
「こうですか?」
「タケオちゃん、立ってる?」
「立ってますよ、これでも」
「もっと、引く時もグッと」
「こうですか?」
「そう、ああいいっ!」
「田嶋さん!」
「え?」
「出ていいですか?」
「え?もう出るの!?」
「出そうです」
「ダメよ!堪えてよ」
「ちょッ、動かさないでくれます?」
「出ちゃダメよまだ」
動かさないでって言ってるのに田嶋さん。
もう出てもいいやと思って思いっきり突きました。
「あっ、いい、タケオちゃん!」
「で、出ますよ、田嶋さん!」
「まだよ、まだよ、まだダメ!」
「あっ、でで、出るッ!」
「あっ、あっ、あーあっ、出たの?」
「出ました、疲れたー、汗びっしょり」
田嶋さんがブツブツ言いながら後始末してくれました。
「タケオちゃん、初めて?」
「えー?経験ありますよ、俺だって」
「ほんとに!?」
「まえに新沼さんに吉原へ連れてって貰いましたから」
「やだ、沼チャンそんなとこ行ってんの?」
「ええ、お馴染みの娘がいて・・あ、いいのかな言っちゃって」
「時々前借りに来るけど、そういう所行ってんのね」
「で、どうだったの?」
「どうだったって言われても・・」
「私とどっちがいい?」
「んーッ、そりゃまあ、ねえ」
「どっちなのよ」
「・・吉原・・かな?痛い!痛いですよ抓っちゃ」
「もう、してあげないから」
「あ、ごめんなさい、田嶋さんの方がいいです」
「もう一回する?」
「そうですね」
翌日は会社なんで、その日はもう一回戦して寝ました。
妹さんは帰ってなかったみたいなんですが、翌朝になって・・

起こされたんですよ、妹さんに。
「お姐ちゃん!起きてる?新沼さんが来てるわよ」
驚きましたね、あの時は。
「田嶋さん!新沼さんが来てるって、どうする?」
田嶋さんも青くなって
「え?沼チャンが?なんで?」
二人とも慌てて服着て
「タケオちゃん、出てくれる?お願い」
「ええッ、俺がァ?・・」
「言っちゃダメよ、ゆうべのこと」
ちぇッ、じゃ何て言やいいんだよ。
「新沼さん・・おはようございます」
「おう、木ノ下、泊まったのか?ゆうべ」
「ええ、うっかりビール飲んじゃったんで」
「ふーん、いや車があるからさ、会社の」
「新沼さん・・迎えに来たんですか?田嶋さん」
「うん、きのう送らなかったからな、でもいいよ」
「僕、一人で先に行ってましょうか?」
「いや、お前が乗せて来いよ、俺、先行ってるわ」
そんな感じで新沼さんが一人で先に出て
あとから俺が田嶋さんと同伴出勤したって訳です。

その日の夕方、新沼さんが現場からもどってきた。
「木ノ下ァ、きょう飲みにいこうか?きのうのお礼と言っちゃなんだが」
「え?新沼さんと?車で帰らなくていいんですか?」
「たまには電車でな」
「田嶋さんは?」
「大丈夫、タクシー呼んだから」
「そうですか、じゃ行きましょうか」
「たまにゃいいだろ、あしたは土曜日だし」
タイムカード押して二人で行き付けの赤提灯へ。

「新沼さん、早いですね、歩くの」
「うん、赤提灯見ると足が早まっちゃうんだよ」
「空いてますね、まだ」
「木ノ下何飲む?」
「あ、おじさん、俺いつものやつで・・新沼さんは?」
「うーん、枝豆と煮込みもらおうかな、とりあえず」
「飲まないんですか?」
「飲むよ、持ってくるから頼まなくても」
「へえ・・」
「ほら、来た来た、頼まなくても持って来るんだよ」
「ほんとに常連なんですね」
「月に一、二回だけどな、木ノ下は?」
「俺は、二ヵ月に一回くらいかな、新宿とか行っちゃうんで」
と他愛のない話が続いて
「ところで木ノ下、やったんだろ?ゆうべ」
「え!」
「だから田嶋のおばちゃんとだよ」
「まあ、その、行き掛り上ですけど、まずいですか?」
「いや、いいよ、お互い大人なんだし、自由恋愛ってやつだ」
「そう言っていただけると、ほっとします」
「まあ、いいや、今夜は飲もう」
そんな感じで1時間ほど飲んでカラオケでも行こうかということになって
新沼さんの行き付けのスナックへ、その道すがら・・
「なあ、木ノ下、ゆうべは何食った?」
「え?ゆうべ、ゆうべは餃子でしたね」
「ははは、餃子かあ・・はッはッはッ・・」
「餃子が何か?・・」
「あの餃子なぁ、あれは飽きるぞ」
「え?じゃ新沼さんも?」
「うん、兄弟だよ、俺たち」
「そうですかあ・・どうりで・・」
「田嶋さん何か言ってたか?」
「いや、妹さんがね、今朝・・」
「ああ、妹にも合ったのか」
「ええ、『お姐ちゃん、あの車、新沼さんじゃんかったの?』って」
「ふーん、感がいいからなあの娘」
「あの妹、いいですよね、何歳くらいだろ?」
「さあな、自分で聞けよ、ここだよ」

着いたところは<カラオケBAR、富子>
「いらしゃーい!あら沼チャン、木ノ下くんも」
「え?ああっ!田嶋さんの・・」
「富ちゃん、木ノ下がね、歳いくつだって」
「ああ、すいません、新沼さんが直接聞けって・・」
「さあね、いくつでしょうね?そのうち教えてあげるから」
「こいつ、富ちゃんのこと気に入ったらしいぞ」
「ほんと?だめよ、お姐ちゃんに怒られちゃう」
「え?べつに田嶋さんとは何も・・」
「そうかな?聞こえてたわよ、ゆうべ」
「え?!帰ってたんですか?!まずいな」
「まぁ、いいから、飲みましょうよ」
「でもな木ノ下、富ちゃんは駄目だぞ」
「え?何でですか?新沼さんも?」
「冨ちゃんはな、男嫌いなんだよ、なあ!」
「あら、自分が振られたからって勝手に決めないでよ」
「じゃ、もう一回口説いてみるかな・・」
「木ノ下くんも飲んでーボトル入れとくから」
「富子さん、俺、また来ますよ」
「おぬし二股かける気かッ?ずるいぞッ」
「でも、俺・・」
「ダメダメ、お姐ちゃんに言い付けるぞッ」
「木ノ下ァ、頑張れよー」
「沼チャン、何か歌ってよ」
「ん?そうだな何歌おうか・・」
「ママーッ!氷ちょうだーい!」
「ハーイ!」

・・・というわけで、バブルの頃の思い出ばなしでした。

20/12/26



泥酔 | 【2024-03-19(Tue) 20:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

部長のオナニー

「息子夫婦と温泉に行くはずが、息子の出張で急にキャンセルになったんだが、
どうだ奥さんと一緒に行かないか?
もちろんわしは邪魔する気はないから気ままに一人旅を楽しむからさ」

そう言って部長は二泊三日の温泉旅行をプレゼントしてくれました。
妻と二人で旅行するのは新婚旅行以来八年ぶりでした。
結婚して八年も経てば、夜の生活もひと月に一度あるかないかで
結婚当時は妻の身体を思い出しただけで勃起していた
ナイスバディーも自分のものになっていつでも抱けると思うと
壁にかかった絵のようなもの。

二人は結構新鮮な気分で温泉に行きました。
途中道に迷ったために到着したのは夕方でした。
着いたらまずはお風呂。
二人は浴衣に着替えるとすぐに露天風呂に向かいました。
かなり広い露天風呂でした。
私はゆっくりと景色を楽しみながら風呂の中をうろうろしました。

露天風呂の一番奥の岩場に、50過ぎの男性の後姿が見えました。
部長の後姿に似ていたので近寄りました。

「ぶちょ・・・」

声をかけようとして見ると、その男は岩場に座りごそごそと
手を動かしているのです。
見ると、股間からそそり立つペニスをシコシコとこすっているのです。
50代にしては勃起力が良く、まっすぐ上を向き
張り出したカリ首ははちきれんばかりの大きさでした。
男が見ても見事な形の良いペニスでした。

驚いたのはその後です。
男の視線の先には、竹の柵の隙間から女湯が見えているのです。
そしてその隙間から見えているのは私の妻でした。
無防備に股間の毛を見せ、
もう少し股を広げたら陰部も見えそうな状態で岩の上に座っているのです。
もったりと大きな乳房は自分の妻ながらむしゃぶりつきたくなる色っぽさでした。

しばらくして部長はペニスの先から白い精液を発射しました。
うっうっと言いながら私の妻をじっと見つめて射精したのです。

私は妻の中に部長の精液を注ぎ込まれた妄想にかられました。
気がつくと私のペニスもピンと上を向いて立っていました。
すぐにその場を離れ、部長から見えない位置の湯船につかりました。

部長が妻を全裸にし身体を嘗め回し、
大きなペニスを勃起させて妻の股間にそれを差込み大量の精液を流し込んだ...

そんなことを考えたら私の股間はずきんずきんと痛くなるほど
勃起してきました。
しばらくおさまるのを待って部屋に戻り妻と食事をしました。
お酒が入るにつれて再びさっきの様子が頭の中に浮かんできました。

部長に妻を抱かせてみたい

そんなとんでもない妄想が頭をよぎりました。
どうしたら・・・
いきなり「部長とやってみないか」
なんて言ったらひっぱたかれそうでした。

「さっき部長らしき人を見かけたけど来ているのかなぁ?」

「部長さん来てるんだったら、あいさつくらいしないとねぇ」

「フロントで確認してみるか」

私はフロントに行って部長の部屋を聞きました。
1020号室でした。
私は部長の部屋に行きました。
部長は一人でテレビを見ていました。

「部長、このたびはありがとうございます。どうですか妻が挨拶したいと言っていますし、
私の部屋で一杯やりませんか?」

「いいのか?せっかく夫婦水入らずなのに」

「どうぞどうぞ!」

第一段階成功。部長を部屋に連れて行きました。

「あら、部長さん。お久しぶりです。この度は素敵な旅行をありがとうございます。
ちょっとあなた、連れてくるなら先に言ってよ!私パンティーしかつけてないのよ」

部長に挨拶をした後、妻は私の耳元で囁きました。
浴衣の下がノーブラだと聞いて益々ドキドキしてきました。

「いいじゃないか、少しくらいセクシーにして色気で部長を参らせてくれよ。
来年は俺の課長昇進もかかっているんだしさ」

「あら、じゃあ私今晩は部長さんのお部屋で寝ようかな」

「おっ、お前なかなか言ってくれるじゃん。
今日は思い切り部長を接待して出世街道まっしぐらと行こうぜ!」

「よーし、私も飲んじゃおっと!」

そんな話をしながら自動販売機でビールとウイスキーを買ってきました。

「部長さんはビール?それともウイスキー?」

「ウイスキーをもらおうかな」

敷いてあった布団をずらして、
畳の上に盆を置き車座で私たちは宴会を始めました。
部長がタバコをくわえた時、妻が手を伸ばして火をつけました。
そのときに前かがみになり、少しはだけた妻の胸元が見えました。
私の位置から妻の乳房が半分近く見えたので
部長からは乳首まで見えていたかもしれません。
部長の視線は妻の胸元に突き刺さっていました。

酒が進むと三人ともほろ酔い加減で
話の内容も次第に下ネタへと変わっていきました。
しばらく妻とは飲んでいませんでしたが、妻の下ネタも
なかなかすごかったことを思い出しました。
独身時代に初めて二人で飲みに行ったときに

「しんちゃん、最近はいつエッチした?私は二ヶ月前からしてないのよ可哀相でしょ」

そんなどぎつい場面があったことを思い出しました。

「奥さんは三十過ぎにしては肌は綺麗だし、スタイル抜群だねぇー」

部長が言いました。

「いやぁーん、部長さん、裸になったらもっとすごいのよ」

さっそく妻のするどい返しが炸裂しました。
しかし、浴衣姿の女性が色っぽいとは良く言ったもので
少しずつはだけて太股が見え隠れする姿は私のほうが
押し倒したくなるほどでした。
きっと部長もたまらない気分でそれを見ていたはずです。

「部長さんはまだエッチのほうは現役よね」

「当たり前さ、でも朝立ちはほとんど無くなってしまったなぁ」

「奥様とはどれくらいのペースでされるんです?」

「あいつはダメだ。トドみたいで色気もくそもあったもんじゃないよハハハ」

「まぁーそれじゃあ外で抜いているんですか?愛人さんがいらっしゃるの?」

「おいおい、そんなこと聞くもんじゃないぜ」

「いいよいいよ、君達はわしの一番信頼する部下夫婦なんだから
わしのスキャンダルを武器にするような事はないだろワハハハ」

部長はすっかり妻のペースにはまっていました。

「去年まで愛人というか遊んでた子がいたんだが男ができて
捨てられてしまったよ。車まで買ってやったんだぞ」

「まぁー部長さん可哀相、私がよしよししてあげるわね」

妻は部長を引き倒してひざまくらし頬を撫で回しました。
止めようかと思いましたが、部長はニヤニヤして妻のひざを
撫で回していたのでそのままにしました。

かなり嫉妬心は沸いてきましたが、頭にくるほどではなく
むしろ、さっきの妄想が現実になるのではないかと
わくわくしてきました。

「ビールが無くなったから買ってくるわね」

妻がそう言って部屋を出ました。

「すまんなぁー奥さん私に気を使ってくれて、あんなことまでして気を悪くせんでくれよ」

「部長、あいつ地でやってるんですよハハ、
あいつ酔うとスケベになるし僕は部長だったら全然大丈夫ですよ。
なんなら後で三人で一緒に家族風呂にでも入りますか?ワハハハハ」

「お前はホントにわしに良くしてくれるよなぁー、
わしが会社で勢力を張っているうちは全面的に引っ張ってやるから付いてこいよ」

「もちろんです。」

「来年の課長は当然だが、その程度で喜ぶんじゃないぞ!
まだ絶対に伏せておいて欲しいが、わしは来年取締役常務になる。
そしたら子会社を作ってそこの社長兼務じゃ。お前は本社の部長がいいか?
それとも子会社の取締役がいいか?よく考えておけ、いいな?
わしとお前は絶対に信頼し合える同志じゃからな。わしを支えてくれよ」

ここでこんな話が始まるとは思ってもみませんでした。
私はもうどうなってもいい、部長に妻を差し出してもかまわないと思いました。

妻が遅いので私は様子を見に行きました。
すると、廊下でビールをコロコロと落としながら
妻がうろうろしていたのです。

「何やってんだ?お前」

「キャハハハ、ビールちゃんが逃げ回るのよぉーキャハハハ」

妻はすっかり上機嫌でした。

「おい、来年課長決定だって、しかもその後は部長か子会社の取締役だってさ、どうしよう」

「きゃぁー!あなた素敵!愛してるチュュゥゥゥーー!」

「おいおい廊下だぜ」

「部長さんにもチュゥーしてあげなきゃ。
でもどうしよう、今夜はわしの部屋でなんて言われたらアハハ」

「どうする?」

「そんなはずないわよねアハハ」

「アハハそうだな、でも部長なら俺許すよ」

「まぁー、妻を出世の道具に使うのね、こいつぅー
いいもーん、私部長さん大好きになっちゃった。今日は部長さんに子守唄歌ってあげよっと」

そんな話をしながら部屋に戻りました。

「ぶちょーさぁーん!ただいまぁービールちゃんが逃げ回って大変だったのよ」

「わはは、そうかそうか奥さんは可愛いなぁー」

「奥さんじゃなくて久実ちゃん!」

「おお、そうか久実だったな」

ピシュューーーーッ

「キャァーー!ごめんなさい部長さん。私がビール落としたから。
脱いで脱いでタオル持ってくるから」

妻は部長の浴衣を剥ぎ取るように脱がせて、タオルで身体を拭き始めました。
妻の浴衣もかなりはだけて、乳房が丸見えでした。
手を動かすたびにプルンプルンと揺れる乳房に部長は眼を奪われていました。

「奥さん、おっぱいが丸見えだよ」

「いいの!部長さんの方が大事なんだから。おっぱいの一つや二つ。
三つ見せてくれって言われたら困るけどアハハハハ」

「ありがとう、ありがとう」

部長の目に涙が浮かんでいました。

「あらいやだ、部長さん泣き上戸?そんなしんみりしないでよ。
でも、身体がベタベタするわね、お風呂入ったほうがいいかしら?」

「三人でお風呂に入って湯船で飲もうか?」

私は勢いに任せて言ってしまいました。

「いやぁーーん、イイ男二人に囲まれてお風呂?私幸せすぎかも」

あいかわらず乗りのいい妻でした。今日は最高に機嫌が良いようです。
そして、三人で家族風呂に入りました。
タオルで前を隠す妻がまた色っぽくて最高でした。

湯船で飲み直しをしました。

「お風呂で飲むと酔いが回るなぁ」

そう言って部長が風呂の淵に腰掛けました。
前を隠さずに座ったので、ペニスが妻の目の前にさらされました。

「部長さんのおちんちん、立派ねぇー」

「そうかい?男のチンポはしぼんでいるときは情けないだろう?」

「じゃあ立たせてあげようか?」

冗談っぽく言いながら妻は私のほうを見ました。
私もすっかりと妻のペースに巻き込まれて

「立たせてあげたらいいじゃないか、俺も久しぶりに舐めてもらおうかな」

私も風呂の淵に座りました。

「すごーい、かなり使い込んでるわね。きれいに剥けてる」

そう言いながら妻は部長のペニスをそっと上下にこすり始めました。

「わぁ!どんどんどんどん立ってくる。すごぉーい」

部長のペニスが妻の手の中でピンと上を向きました。

「大きい・・・」

部長は妻を触りたいようでしたが、さすがに私に遠慮しているようでした。
私は

「あー少し酔いが回ってフラフラしてきたよ、ちょっと先に出るよ、
おい、ちんちんで遊んでないで部長をちゃんと洗ってあげるんだぜ」

「はーい」

二人を残して私は風呂から出ました。
風呂の外で身体を拭いていると

「いゃん、いゃん、ああん・・・」

妻の声が聞こえました。
どうやら妻の身体を触り始めたようです。
私は部屋に戻り、窓を開けて風呂場が見えないか外に出ました。

木に隠れて少し見えづらい感じでしたが
よく見ると、妻の頭は部長の股間にありました。
部長がお尻から手を伸ばして妻の股間を触っていました。

私は妻のフェラを思い出しました。
あの舌使い、柔らかい唇で他の男が・・・
そう思うとペニスはへそに付きそうなほど立ってきました。
先からは拭いても拭いてもガマン汁があふれてきました。

とうとう・・・
そして今夜は妻の中に部長のあのペニスが
あの精液が妻の中に・・・

そう思うとどうしようもなくせつなく官能的な気分になりました。
射精したい気分でしたが、最後のあの瞬間を見るまでは...
そう思いながら我慢しました。

私は襖を開けて布団を一組隣の部屋に移しました。
しばらくして二人が風呂から出てきました。

「いやぁーチンポが立ってパンツがはけないよ」

部長は帯もせずに浴衣を羽織って出てきました。
はだけた浴衣の中心では大きなペニスがそそり立っていました。

「僕も二人でエッチなことしてると思ったらビンビンなってしまって」

「いやん、今夜は私大変なことになるのかしら」

そういう妻もバスタオルを巻いたままで、おそらくその下は
全裸なのでしょう。

部長はビールをあけてグビッと飲みました。
そのビールを妻が取ると、妻もグビッと飲み私に向かって差し出しました。

「兄弟の杯じゃ!」

「あはははは」部屋中大笑いでした。

「兄弟ということはわしは弟になるのかなワハハハハ」

私は妻のバスタオルを剥ぎ取りました。
全裸の妻が布団の上に倒れました。

「いやーん、部長さんもよ」

妻は部長の浴衣を剥ぎ取りました。
足がもつれた二人は抱き合ったまま布団に倒れました。
その光景が私の股間を直撃しました。
そして部長は我を忘れて妻の乳房にむしゃぶりつきました。
妻は太股を部長の腰に巻きつけてのけぞり
ちらっと私を見ました。
私は黙ってうなずいて隣の部屋に行きました。
少しだけ襖ずらして明かりを消しました。
襖の隙間からは二人の絡み合う裸の男女が見えました。

「ああああっ・・・」

刹那の声と共に部長の顔が妻の股の間の奥深くに入っていきました。
妻は手を伸ばして部長のペニスをつかもうとしますが届きません。
やがて部長が自分の腰を動かして妻の顔の上にまたがりました。

「ねぇ、もう・・・もうして」

小さな声で妻が言いました。
部長が起き上がり、妻の太股の間に腰を入れました。
そそり立ったペニスが今貫くぞ、とばかりに妻の股間の間で
天を向いていました。
部長はペニスを手で妻の股間にあてがうと
クリトリスの辺りをこすり始めました。

「あああ、もう・・・もういいから入れて、早くして」

「奥さんの入り口は小さいなぁ」

そう言いながら部長が腰を前後に動かし始めました。
最初眉間にしわを寄せて挿入を待っていた妻の顔が
段々と色っぽく気持ちよさそうな顔に変わり
部長の背中にしがみついて、股を広げたり
かかとで部長の腰を寄せてみたり、手で尻をわしづかみにしてみたり始めました。

「奥さん、ちんぽがよくひっかかって気持ち良いよ」

「すごいわ、おちんちんの張りがこすれるのがわかる気持ちいい」

妻はとろんとした目で部長を見ながら腰をくねらせていました。
部長は妻の膣の中を隅々まで味わうかのように
ゆっくりとペニスを動かし、時々抜いたかと思うと
ぐいっと突き入れていました。
突き入れるたびに妻はのけぞって

「あはーん、あはーん・・・」

と声を上げました。
やがてピストンが猛烈に速くなりました。

「あああっいいっいいっ気持ちいいっイキそう・・・あああっ!」

妻は横一文字に股を広げ、部長の腕や背中、腰、シーツを
つかんで首を振ったりのけぞったりし始めました。
妻が絶頂を迎える前兆です。
そしてとうとう果てました。
部長に固くしがみついたまま妻は絶頂を迎えたのです。

露天風呂で一度射精した部長はなかなか射精しませんでした。
それが妻にとっては良かったようですでに30分は
部長のペニスをくわえ込んだままでした。
そして二回目の絶頂の合図が始まりました。

「来て、中に出して。部長さんのおちんちんから出されてみたい・・・」

妻が言ったその一言に私のペニスは...いや全身に電流が走りました。
私は四つんばいで隣の部屋を覗きながら
狂ったようにペニスをこすりました。

「出すぞ、出すぞ、奥さん、中に・・・あああっあっあっあーーーっ!」

「あーっ、とうとう出される部長さんのおちんちんからだされるぅぅーー!!」

部長の腰が突き刺さるように妻の股間にぶつかり
腰がブルブルと振るえていました。
二人はがっちりと固まったまま小刻みに震えていました。

私は『妻の中に妻の中に部長の精液が注がれた』
そう頭で思いながら畳の上に大量の精液を噴出しました。

「あふぅぅーーん・・・」

一瞬妻の声がしました。
部長がペニスを抜いた瞬間でした。
ごろんと仰向けになった部長のペニスはみるみるうちに
萎えていきました。
先からは白い液体がにじみ、ペニスの周りには
妻の愛液がべったりと付いていました。

妻はひざで立ち、股間にタオルをあてがっていました。

「あっ・・・あっ・・・出てきた」

タオルを広げて自分の股間から出てきた部長の精液を見ていました。

しばらくして二人は風呂場に行き、先に出た部長はそのまま
自分の部屋へと戻っていきました。
私はどんな顔をして妻と顔を合わせていいかわからなかったので
タオルでたたみに付いた精液を拭き取るとすぐに布団に
もぐりこみました。

隣の明かりを消す音がして襖が開き
妻が布団にもぐりこんできました。

「怒ってる?」

私は黙っていました。

「寝たの?」

「うん」

「いやーん、怒らないで」

「怒ってないよ」

「じゃあこっち向いて」

「興奮したよ、めちゃめちゃ興奮したよ。嫉妬でチンポが立ったの初めてだよ」

「すごかった?」

「お前は?」

「ぶちょうさんのおちんちんで殺されるかと思った」

「そんなにすごかったのか?」

「男にはわからない気持ち良さね」

「中に出させただろ」

「・・・嫌だった?」

「すんげー興奮したよ、お前も出されたかったんだろ?」

「あなた以外の人に出されてるなんて思ったら頭が真っ白で」

「そんなに良かったのか?」

「良かったって言うか、頭の中ががエロエロモードで」

「やみつきになりそうか?」

「・・・たぶん」

「俺お前が部長に出されるとこ見ながら出しちゃったよ」

「いやーんもったいない、もうしたくない?」

「触ってみろよ」

「わはっ、カチンカチンよ」

「今夜は眠れないよ」

「他の人に出されたのでもいい?」

私は振り向いて妻の股を広げて顔を近づけました。

「うわっ、精液くせぇー」

「いやん、匂わないでよ」

「他の男に出された精液だと思うとめちゃめちゃエロいな」

「入れて・・・」

私はそのまま妻に挿入しました。
妻の中は部長の精液でトロトロでした。
妻が最高に色っぽく、いとおしく思え、
今までで最高のセックスをしました。

そして翌日、もう一晩温泉で過ごし
そして妻は、初めての3Pを経験しました。



泥酔 | 【2024-02-24(Sat) 10:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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