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義妹と淡い気持ち6

そう、忘れられない大切な約束。「大きくなっても、忘れないでね!」幼い日の幼き約束。小さい頃はただ不思議な事と新しい発見に満ち溢れていた。なんで空は青いのか、なんで人はみんな違う顔をしているのか・・・。今思えばそんな事ばかり考えていた気がするほどに考えていた日々。そんな日々を一人の女の子が変えていって、その女の子が美菜と知った時はいろんな意味でショックだったのを遠い日に起きた出来事の様に感じてしまう。「たぶん、あの日出会った時から美菜が好きだって思った。」どさくさに紛れて告白。今度は自分から自分の言葉で美菜に気持ちを伝える。「昔はさすがにこのドキドキする理由が解らなくて、一日中考えた。でも解らなくて・・・美菜に十年ぶりに会ってやっと気づけた。俺は美菜の事がずっと好きだったんだって」(一人称で「俺」はあまり使わないはずだったのだが、この時だけは使っていた。)美菜はお兄・・・と一言呟いて恥ずかしそうに目を伏せる。「世界中の誰よりも美菜の事が大好きです、僕と付き合って下さい。」自分でもこんな恥ずかしい告白をしたなと後になって気付くのは言うまでもなく・・・。

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その他 | 【2020-10-31(Sat) 12:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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