マジすか学園~B~
都内某所に偏差値0の私立の高校があった・・・
名を『馬路須加女学園』
在校生の99%がヤンキーというまさにヤンキーの巣窟
常に殴り会う生徒達、、彼女らには一つの目的があった
『マジジョのテッペン』
それを巡り様々な派閥やグループが競い合っていた。
グラウンドに倒れた敗者、廊下には血痕
窓ガラスは張ってもすぐ割れるので透明のビニールシートがガムテープで貼り付けられていた。
近くの不良高校から男女問わず恐れられていた
1人の転校生がマジジョを制覇する3ヶ月前・・・・
1人の教育実習生がこの学校にやってきたところから物語が始まる・・・・・
とある教育大学の3回生の教室。
1人の学生が教室にポツンと座っていた。
学生は茶髪に金のメッシュを入れた真面目そうには見えない見た目。
彼は携帯を弄りながらただ暇をもて余していた
―ガラガラ―
教授「いやー、わざわざ残ってくれてすまんなー」
教育実習の監督を兼ねてる教授が封筒を持って教室に入ってきた。
学生「いえいえ、ところで僕の実習先決まりましたか?」
教授「無事決まったよ、昨日教育委員会から書類が届いてね。問題が無ければ来週から実習に行けるよ」
学生はホッとした。
学生(ふ~っ、良かった)
学生「で、どこの高校なんですか?」
学生は少しテンションが上がっていた。夢である教師に一歩近づいたからである。
教授「実習の資料と学校の説明はこの封筒の中に入ってるから。内容を確認して大切に保管するように」
教授から封筒を渡された。
学生「大丈夫ッスよ!さぁーてと・・・・・・・・ん?」
学生(私立・・・・・・ま・・・・・?うま・・・・みち・・・)
学生「ん・・・・・・・・」
教授「どうした?」
学生「この学校なんて読むんですか?うまみち・・・?」
教授「あ、確かに漢字だと分かりにくい名前なんだけと馬路須加女学園だよ」
学生「馬路須加・・・」
学生(・・・なんか心配だな・・・)
学生「えっ!女子高生なんですか!?」
教授「そうとも。君の場合は特にJKに手を出しちゃいかんぞ!」
学生「わ、わかってますよ///」
学生(馬路須加学園かぁ・・・・来週から楽しみだなぁ!!)
教授「瀬戸君!!大変だと思うけど頑張ってくれたまえ」瀬川「えーっと、・・・・僕の名前・・・・瀬川です」
教授「・・・・・」
こうして瀬川の教育実習生活が始まった。瀬川は大学から少し離れたマンションで一人暮らしをしていた。
教育実習先の馬路須加学園までは電車で20分、歩いて30分といった感じだ。
瀬川は親の仕送りで生活していたが二年程前からホストの仕事を初めて今ではホストの稼ぎで十分生活できるようになっていた。
教育実習ということで瀬川は髪の毛を黒染めした。
瀬川(髪の毛短くしたくないからなぁ・・・パーマ強めに当てたらなんとかなるか・・・)
仕事や準備や教員免許の勉強に追われて
教育実習の初日があっという間にきたのであった。
瀬川(きっと私立の女子高生だから真面目で勉強熱心な子達がいっぱいいるんだろうな・・・可愛い女の子いないかなぁ・・・)
瀬川「・・・・・・・・・・」
瀬川(場所・・・・・間違えたわけじゃ無さそうだな)目の前にある校門には間違いなく『馬路須加女学園』と書いてあるボロい立て札があった。瀬川「・・・見た目・・・廃校やん・・・」
どうやら瀬川は自分がとんでもない場所に教育実習先として来てしまったことに気付いた。
瀬川が手にしている資料とは外形も違う
瀬川(詐欺やん!!とっ、、とりあえず入ってみよう・・・)
瀬川は重い一歩を踏み出した・・・
物置のような校門を抜けると校舎とグラウンドがある広さは私立にしてはかなり小さ目であった。
そして鬼の様な形相のヤンキーがうじゃうじゃ視界に入ってきた。
瀬川(うわぁ・・・最近の女の子は怖いなぁ)
気付かれない様に瀬川はそっと校舎に入った。
校舎に入ると下駄箱があり、ヤンキーが数人が座り込んで武勇伝を語っていた。
瀬川(うお、、、眉毛が金色だ!?)
ヤンキーはどうやら瀬川には全く興味が無いようで、視界に瀬川が入っても少し睨み付けられるが何も起こらなかった。
瀬川もこの事にはすぐ気付いた。
瀬川(・・・ヤンキーは喧嘩にしか興味無いみたいだな・・・・これは良かった)
瀬川(あっ!)
瀬川は校長室を見つけた。
瀬川(よーし、元気良く挨拶しないとな!!)
ーコンコン―
瀬川「失礼します」
ゆっくりとドアを開けて校長室に入った。
???「あっ!ようやく来たわね~」
40代の女性が陽気に話しかけてきた。
???「ナイスチューミーチューミスター瀬川」
瀬川「は・・・・・・はい・・・・」
???「ぐっともーにんぐ。マイネームイズここの校長です」
瀬川「あ!今日から1ヶ月間お世話になる瀬川ケイゴです!!」
瀬川(なんか胡散臭い校長だなぁ・・・・)
着任のあいさつはともかくヤンキー学校の校長は相当怖いイメージがあったので瀬川はちょっと安心した。
瀬川は小川先生の2年C組の副担壬をすることになった。
瀬川『小川先生よろしくお願いします』
クウキ「お、小川先生なんてそんな滅相もないですよ瀬川先生!!私のことはクウキとお呼びください!!」
瀬川「クウキ!?わっかりました。宜しくお願いしますクウキ先生」
クウキは腰の低い優しい先生だったので瀬川は安心した。
瀬川(クウキ先生みたいな腰の低い人でもまとめれるクラスなんだったら俺にも・・・)
瀬川の心にも少しずつ教師としての闘志がみなぎってきた。
瀬川(頑張れ瀬川ケイゴ・・お前なら大丈夫だッ!!)
しかし瀬川の闘志は瞬く間に崩れ去るのであった。
名を『馬路須加女学園』
在校生の99%がヤンキーというまさにヤンキーの巣窟
常に殴り会う生徒達、、彼女らには一つの目的があった
『マジジョのテッペン』
それを巡り様々な派閥やグループが競い合っていた。
グラウンドに倒れた敗者、廊下には血痕
窓ガラスは張ってもすぐ割れるので透明のビニールシートがガムテープで貼り付けられていた。
近くの不良高校から男女問わず恐れられていた
1人の転校生がマジジョを制覇する3ヶ月前・・・・
1人の教育実習生がこの学校にやってきたところから物語が始まる・・・・・
とある教育大学の3回生の教室。
1人の学生が教室にポツンと座っていた。
学生は茶髪に金のメッシュを入れた真面目そうには見えない見た目。
彼は携帯を弄りながらただ暇をもて余していた
―ガラガラ―
教授「いやー、わざわざ残ってくれてすまんなー」
教育実習の監督を兼ねてる教授が封筒を持って教室に入ってきた。
学生「いえいえ、ところで僕の実習先決まりましたか?」
教授「無事決まったよ、昨日教育委員会から書類が届いてね。問題が無ければ来週から実習に行けるよ」
学生はホッとした。
学生(ふ~っ、良かった)
学生「で、どこの高校なんですか?」
学生は少しテンションが上がっていた。夢である教師に一歩近づいたからである。
教授「実習の資料と学校の説明はこの封筒の中に入ってるから。内容を確認して大切に保管するように」
教授から封筒を渡された。
学生「大丈夫ッスよ!さぁーてと・・・・・・・・ん?」
学生(私立・・・・・・ま・・・・・?うま・・・・みち・・・)
学生「ん・・・・・・・・」
教授「どうした?」
学生「この学校なんて読むんですか?うまみち・・・?」
教授「あ、確かに漢字だと分かりにくい名前なんだけと馬路須加女学園だよ」
学生「馬路須加・・・」
学生(・・・なんか心配だな・・・)
学生「えっ!女子高生なんですか!?」
教授「そうとも。君の場合は特にJKに手を出しちゃいかんぞ!」
学生「わ、わかってますよ///」
学生(馬路須加学園かぁ・・・・来週から楽しみだなぁ!!)
教授「瀬戸君!!大変だと思うけど頑張ってくれたまえ」瀬川「えーっと、・・・・僕の名前・・・・瀬川です」
教授「・・・・・」
こうして瀬川の教育実習生活が始まった。瀬川は大学から少し離れたマンションで一人暮らしをしていた。
教育実習先の馬路須加学園までは電車で20分、歩いて30分といった感じだ。
瀬川は親の仕送りで生活していたが二年程前からホストの仕事を初めて今ではホストの稼ぎで十分生活できるようになっていた。
教育実習ということで瀬川は髪の毛を黒染めした。
瀬川(髪の毛短くしたくないからなぁ・・・パーマ強めに当てたらなんとかなるか・・・)
仕事や準備や教員免許の勉強に追われて
教育実習の初日があっという間にきたのであった。
瀬川(きっと私立の女子高生だから真面目で勉強熱心な子達がいっぱいいるんだろうな・・・可愛い女の子いないかなぁ・・・)
瀬川「・・・・・・・・・・」
瀬川(場所・・・・・間違えたわけじゃ無さそうだな)目の前にある校門には間違いなく『馬路須加女学園』と書いてあるボロい立て札があった。瀬川「・・・見た目・・・廃校やん・・・」
どうやら瀬川は自分がとんでもない場所に教育実習先として来てしまったことに気付いた。
瀬川が手にしている資料とは外形も違う
瀬川(詐欺やん!!とっ、、とりあえず入ってみよう・・・)
瀬川は重い一歩を踏み出した・・・
物置のような校門を抜けると校舎とグラウンドがある広さは私立にしてはかなり小さ目であった。
そして鬼の様な形相のヤンキーがうじゃうじゃ視界に入ってきた。
瀬川(うわぁ・・・最近の女の子は怖いなぁ)
気付かれない様に瀬川はそっと校舎に入った。
校舎に入ると下駄箱があり、ヤンキーが数人が座り込んで武勇伝を語っていた。
瀬川(うお、、、眉毛が金色だ!?)
ヤンキーはどうやら瀬川には全く興味が無いようで、視界に瀬川が入っても少し睨み付けられるが何も起こらなかった。
瀬川もこの事にはすぐ気付いた。
瀬川(・・・ヤンキーは喧嘩にしか興味無いみたいだな・・・・これは良かった)
瀬川(あっ!)
瀬川は校長室を見つけた。
瀬川(よーし、元気良く挨拶しないとな!!)
ーコンコン―
瀬川「失礼します」
ゆっくりとドアを開けて校長室に入った。
???「あっ!ようやく来たわね~」
40代の女性が陽気に話しかけてきた。
???「ナイスチューミーチューミスター瀬川」
瀬川「は・・・・・・はい・・・・」
???「ぐっともーにんぐ。マイネームイズここの校長です」
瀬川「あ!今日から1ヶ月間お世話になる瀬川ケイゴです!!」
瀬川(なんか胡散臭い校長だなぁ・・・・)
着任のあいさつはともかくヤンキー学校の校長は相当怖いイメージがあったので瀬川はちょっと安心した。
瀬川は小川先生の2年C組の副担壬をすることになった。
瀬川『小川先生よろしくお願いします』
クウキ「お、小川先生なんてそんな滅相もないですよ瀬川先生!!私のことはクウキとお呼びください!!」
瀬川「クウキ!?わっかりました。宜しくお願いしますクウキ先生」
クウキは腰の低い優しい先生だったので瀬川は安心した。
瀬川(クウキ先生みたいな腰の低い人でもまとめれるクラスなんだったら俺にも・・・)
瀬川の心にも少しずつ教師としての闘志がみなぎってきた。
瀬川(頑張れ瀬川ケイゴ・・お前なら大丈夫だッ!!)
しかし瀬川の闘志は瞬く間に崩れ去るのであった。
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